最近、テレビやSNSなどで「糖質制限」「糖質オフ」「ロカボ」という言葉を見聞きする機会が増えましたよね。
俗にいう「低糖質(糖質制限)ダイエット」ですが、単純に糖質の量を減らせば成功するものではありません。
メディア等で知った極端な情報だけで糖質制限を行ってしまうと、失敗やリバウンドの原因に。ここでは、糖質制限の大切なポイントをお伝えします。
簡単に言うと、三大栄養素と言われる炭水化物・タンパク質・脂質といわれる中の、炭水化物から食物繊維を引いたものです。炭水化物=糖質というわけではないんですね。身体のエネルギーの役割を果たしているので、人間が活動するのに必要なガソリンみたいなものです。
現代人は活動量とエネルギーの摂取量が合っていない!
では、何故低糖質ダイエットが話題なのか。それは、現代人は、糖質を摂り過ぎている傾向があるからです!食べている量に比べて運動量が少ないんですよね。50年前の10分の1に減ったとも言われています。使われなかったエネルギーは体脂肪として身体に蓄積されるので、本来必要な栄養が摂りすぎていると判明したのです。
痩せるだけじゃない!低糖質ダイエットの効果
糖質の摂り過ぎは、太ってしまうリスクの他にも、シミ・シワが増えるといった美容面の悪影響や、血糖値が上がりやすくなるので、糖尿病などの生活習慣病のリスクも発生します。正しい低糖質の食事に変えるだけで、アトピーや肌荒れ、うつ症状の改善が見られる人も多く、心身ともに健康的な身体を手に入れることが出来ます。もちろん個人差はありますが、ちょうど3ヶ月が細胞が入れ替わる時期なので、そのくらいは続けてもらえると身体に変化は出てくるようです。
特に花粉症は改善される方が多いんだとか。糖質の摂りすぎは悪玉菌を増やしてしまうので、腸内が荒れて免疫機能が低下するのですが、低糖質にすると腸内環境が整い免疫機能が高まるので、花粉症やアトピーの改善になるんだそうです。
失敗しない!低糖質ダイエットのポイント
メリット盛沢山の低糖質ダイエットですが、正しいポイントを知っておかないと、リバウンドや効果がないといった失敗に繋がります。次は、正しい低糖質ダイエットの方法をお伝えしますね!低糖質ダイエットのポイント
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1食=糖質40g以下
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たっぷりタンパク質をとる
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定期的なチートデイ
1.一食=糖質40g以下
まず、糖質は「1食40g」におさえるようにしましょう!先ほどお伝えした通り、糖質は必要な栄養でもあるので、一切とらないのはNGです。ただ、一般的な食事では1食につき糖質を100g程度は摂っているので、普段の半分以下に抑える必要があります。カロリー制限のダイエットに比べると、低糖質ダイエットは意外と食べても良い食材が多く、量もたくさん摂れるので、無理なく続けられることもメリットの1つです。
2.たっぷりタンパク質をとる
2つ目は、ただひたすらに糖質を減らすのではなく、その分たんぱく質をしっかり摂ることを心がけることです!筋肉は脂肪を燃焼するのにとても大切な部分です。低糖質はよくカロリー制限と混同されてしまいますが、豆腐だけとか野菜だけとかカロリー制限をした食事法にしてしまうと、大切な筋肉も減ってしまうのでリバウンドしやすい身体になってしまいます。
低糖質・高たんぱくの食材
- 肉類(鶏肉・豚肉・牛肉どの種類でもOK)
- 魚介類(鮭・サバ・マグロなど)
- 卵
- ホエイプロテイン
3.定期的なチートデイ
最後に大切なポイントは、定期的に何でもOK!のチートデイを作ることです。チートデイとは、ずばり、ダイエット期間中の「何でも食べていい日」です。先ほどお伝えしましたが、低糖質ダイエットは、長期間かけて続けることが大切です。身体の細胞の入れ替わりは約3ヶ月ごと。理想的な結果を目指すには、最低でも3ヶ月は必要です。そのため、無理をして短期間で集中して糖質制限をしてしまうと、一時的には体重が減っても、身体を壊してしまったり、恐ろしいリバウンドを招きかねません。
そのためにも、たとえば週末の1日など、定期的に好きなものを食べていい日を取り入れ、ストレスなく糖質制限を続けてください。
低糖質ダイエットを続けるためにおすすめの低糖質定期便
と、低糖質ダイエットのメリットとポイントをお伝えしましたが、実際何を食べたらいいの?ポイントをおさえた食事を心がけると、1日の食事例はこうなります。そんな食事を毎日考えながら作るのは難しいかも…と思った方も多いのではないでしょうか。何種類もおかずを作って、更に自分の糖質とタンパク質を考えて毎日用意は出来ない!と悩んだものです。同じ低糖質ダイエットをするのでも、できれば低糖質で美味しいものを毎日簡単に食べたいですよね。そんな時は宅食サービスを使うと便利ですよ!
手軽な低糖質の食事を取り入れて、正しく楽しくダイエットを
リバウンドしないための、低糖質ダイエットの正しい方法を紹介させていただきました。せっかくダイエットをするぞ、と決意したなら、しっかり目標を達成して理想の体型をキープしていきたいですね。正しい知識を身につけて、楽しくダイエットと付き合ってくださいね。